第10回「意外と忘れがち?リビング収納」の巻



寝室やキッチンに比べて、意外と忘れがちなリビングの収納。子育て中のママに聞いたアンケートでも、収納が足りないと感じる場所としてリビングは上位にランクインしています。トータルママも組み立て式のラックで収納を増やしていましたが、次々に増える物とのイタチごっこになっていましたね。今回は、そんなリビングの収納不足を解消するトータルハウジングの提案をご紹介します。
人が集まれば物も集まるリビング問題
上手に収納するための家づくりの工夫
クローゼットやスキップフロアで
リビングに置きたい物をスッキリ収納
リビングに置きたい物として、ご要望が多いのは掃除機などの掃除用具、学校関係の書類や文房具など。乳幼児がいらっしゃるご家庭では、おむつやミルクなどのストックも加わります。これらを収納するのに便利なのが、0.25畳~0.5畳のコンパクトなクローゼットや、リビングから行き来ができるスキップフロア。人目に触れないように収納できるので、急な来客があっても安心です。


掃除機やストックが収まるコンパクトなクローゼット
使用頻度は高いけれど、リビングにそのまま置くには邪魔な掃除機。家族以外の人の目に触れる機会も多いことを考えると、できれば隠して収納したいところです。弊社では0.25畳~0.5畳の少し小さめなクローゼットを提案しています。掃除機はもちろん、買い置きのストックをまとめるのにも便利です。

スキップフロアに書類や文房具を集めて
日々増え続ける子ども関係の書類や、何かと使う機会の多い文房具。これも、できればあまり目立たないところにしまいたいですよね。リビングに面してスキップフロアを設けると、普段くつろぐ場所からは目の届かない位置に書類・文房具をまとめられます。広さによっては、ちょっとした作業スペースを確保することも。

キッチンカウンター下も収納に活用
リビング側のキッチンカウンター下のスペースも、収納に活用できます。低い位置の収納は子どもにも扱いやすいため、子ども用の本棚に最適。片付けの習慣づけにも一役買ってくれるでしょう。子どもが大きくなってからは、ママの趣味のコーナーにしたり、家族の共有スペースにしたりと利用法は様々です。