県外勤務が長く、地元である鹿児島に家を建てることが夢でした。30代半ば、長男も中学生というちょうどいいタイミングで鹿児島に帰ってくることになり、本格的に家づくりを考えました。休日の楽しみの一つとして、まずは完成見学会などを覗くところから始めました。

鹿児島の住宅情報誌で知ったのが最初。シンプルでモダンな外観が気に入りました。それから建築棟数や使っている資材などを調べて、信頼できそうだったので相談することに。

間取りは4社にお願いして、その後2社に絞って打ち合わせを重ね、最終的にトータルハウジングさんにお願いすることに決めました。決め手は、自分の理想をちゃんと理解した間取り・設計をあげてくれたこと、その上でコストが他社と比べて抑えられていたことですね。

私は車もバイクも好きで、ガレージは憧れでした。最初はガレージありとなしで2つプランを出してもらいましたが、やっぱり「あり」のプランにしか目が行かなくなって（笑）。ガレージ＝車庫ではなく、人が気軽に遊びに来られるようなオープンな場所にしたかった。その気持ちを共有できたことが大きかったです。

打ち合わせはいつも真剣でした。ピリピリしたムードが漂っていて（笑）。間取りを提案してもらうだけでなく、自分でも間取りを引いてプロの意見をもらったり。試行錯誤を繰り返した資料が何枚もあります。

その中で担当者との絆も生まれたのかなと。当時は鹿屋支店がなく、国分支店（現姶良支店）から毎回鹿屋まで来てくれていました。その熱さ・情熱が印象深いですね。

ガレージはリビングの延長として考えていました。わざわざ家に上がってもらわなくても、来客を迎えられる空間というイメージで、それは設計から担当者とも共有していました。

実際、私がガレージにいると、通りがかった友人が声をかけてくれますし、自然と人が集まって来ることもしばしば。ガレージ前や庭を使ってのホームパーティーも2週に1回のペース（笑）。楽しく活用しています。

妻のお気に入りはやはり水回りですね。子ども2人分の洗濯に、サンルームを重宝しています。サニタリー（洗面所）から庭に出られて外干しも楽々。キッチンのすぐ隣がサニタリー&サンルームで、家事動線の短さにも助けられているようです。

また、冬場の結露に困っていたとき、担当者に相談したら24時間換気システムの見直しと工事を行ってくれました。そういったアフターフォローにも満足しています。

家づくりに理想や希望があるなら、妥協しないこと。そして、良きパートナーを見つけることが大切です。良きパートナーとは、こちらの話を真剣に聞いてくれる家づくりのプロのことです。

もし理想の中に設計上やコストの面で無理があったとしても、じっくり打ち合わせを重ねれば解決策が見つかります。簡単に諦めてしまう担当者では、妥協しなければ話が進まなくなってしまいます。だから、パートナー選びが大切なんです。

私たちの場合はそれがトータルハウジングさんでした。1回の打ち合わせが2～3時間におよぶこともありましたが、しっかりと向き合ってくれました。おかげで本当に良い家づくりができたと思っています。